午前中は巴郎山峠(4350m)の散策
その後下山して昼食後、又海子溝(3500m)に登ります。
「海子」とは「湖沼」を意味する言葉のようです。
二姑娘山への登山口でもあるところ。今回は海子のある奥地までは行きません。
全行程は三十数kmに及ぶという。もちろん今回は入り口数kmだけです。
四姑娘山が見られないかと期待して登りました。
まだ午前中の軽い頭痛が残っています。歩いて登るのは止め、馬に跨ることに。
海子溝の斜面も急です。
その急斜面にジグザグに細い登山道が続きます。
馬の背中から見下ろす谷、はるか下に濁流が見えます。
源義経の鵯越はこんな気分だったのでしょうか。股間が縮み上がっております。
白馬童子?元へ白馬爺々!
登ること小一時間無事尾根に出ました。
目指すは塔のあるところまでです。
午後からも四姑娘山は雲に隠れています。
四川一帯の山々は急峻です。周りは名もない3~4000m級の山並み
チベットの人にとっては里山なんですね。山の幸(茸・薬草・果実)が道端に並びます。
そしてこの辺りは放牧場にもなっています。ヤギの群れが見られました。
宿泊している「日隆鎮」の村?町?を見下ろします。
段々畑に菜の花が満開です。
一休みして下山、下りは花を愛でながら徒歩で下ることに!
ということで馬子にはチップを握らせて先に下山させました。
「クサジンチョウゲ」でしょうか?他の場所で黄色も見かけました。
「ヤマシャクヤク」
「フウリンオダマキ」・・・・花の後ろに距がないのは国内のオダマキとは違います。
―つづく―
次回は「双橋溝」に向かいます。