ここはminojiがよく散歩する川岸です。
かの武田信玄が笛吹川の制水に考案したと伝えられる聖牛の現代版が残っています。
繰り返される大水で半ば埋まっているものもあるが、
過日の台風による大雨では、一定の効果を発揮しているようだ。
流れてきたゴミをしっかり受け止めています。
そして引っ掛ったゴミが水勢を抑え、堤防を保護します。
聖牛の裏側です。
水位は普段より6mは上がったようだ!
近年随所に施設されている制水用のテトラポットせいぜい2mほどの高さだ!
昔に造られ今役に立っていないように見える聖牛、
堤防保護に立派に役を果たしています。
むしろ最近のテトラポットが疑問です。
今回の大水ではほとんど水中深く埋没、役に立っていない。
おまけに積み上げられたテトラが下流に流されたのもある。
「想定外」なのか?先人は「想定している」のに。
今一人、大水の後を心配されている方がタモとカメラをもって歩いてこられました。
お尋ねすると蝶が心配なんだとか。
ぎっしりと生えていた雑草が泥に埋まり薙ぎ倒されています。
そのため蝶の生息が気になるとのお話。
そう言われると鳥が食べる草の実もほとんど流れてしまっている。
今年はここに居着く鳥少ないかもしれない。
色々の思いを持った人が大水の後の河原を歩きます。