年明け早々ですが、所用もあって鹿児島県出水市から長崎に旅してきました。
そろそろ旅日記から再開したいと思います。
昨年九州新幹線が鹿児島まで開通、便利になりました。
「みずほ」や「のぞみ」を使うと名古屋から午前中に鹿児島に入れます。
とはいってもminojiの旅は「ジパング」での節約旅(3割引)です。
その代わり「みずほ」「のぞみ」には乗車できません。
「ひかり」「さくら」を乗り継ぎます。
それでも早朝に名古屋を立って13:40には出水の駅に立てます。
出水市は熊本と鹿児島の県境に位置、水俣市の南隣で八代海に面してます。
この町は何と言っても世界一?という鶴の「越冬地」です。
写真の整理がつけば後日アップ致します。
まずは鶴の陰に隠れた出水市の観光地「麓式武家屋敷」からです。
出水市の麓町を中心とした住宅地一帯は、
平成7年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたところです。
中世の山城である出水城の麓の丘陵地帯を整地して作られた武家屋敷群、こんな街並みです。
各家は石垣に囲まれ整然と区画されています。
今も生活に供されているところがほとんどで3軒だけが見学可能です。
その中の一つ「竹添邸」です。(大河ドラマ篤姫の撮影にも使用された武家屋敷)
門をくぐると、踏み石が玄関に!
そしてすぐわきが上座敷、こんな感じです。
長押には長短二本の槍です。
鬼門の方角になると思うのですが門を入ってすぐ左にくぐり戸その奥に祠があります。
その前の庭木です。年数を感じます。「ヤマモモ」の木です。
樹高10m幹回り2.7m大きな木です。
「ヤマモモ」はじめ樹木はよく育つようです。温暖なのでしょう。
こちらは風呂、別棟になっています。
時代劇の暗殺場面によく出てくる雰囲気です。
「由美かおる」が浸かってそう?・・・・・水戸黄門観過ぎです。(笑)
こちら出水小学校の正門です。
そして鹿児島県知事さん(現職)の自宅です。
非公開ですが、ご近所のおばあさんが「観て行きなされ、ここから入れます。」
と門脇くぐり戸を開けていただきました。 前庭だけ拝見しましたが、内部写真はご遠慮しました。
最近の観光地は人力車がはやっていますが、ここでは牛車が観光客を乗せて回ります。
こんなところにもなぜか南国を感じます。
そして夕刻は鶴です。夕焼けに飛ぶ鶴を撮りたい・・・。
この後鶴がたむろする干拓地に向かいました。
―続く―