長崎はキリシタン信仰に関する遺跡が色々あります。
ここは「日本二十六聖人殉教地」です。
「日本二十六聖人殉教者」・・・・?
時代は420年ほど遡ります。
1597年豊臣秀吉はキリシタン禁教令を出したが、布教活動が収まらなかったために、京都大阪在住の布教活動の関係者(外国人6名日本人20名)を捕縛、長崎のここ西坂の丘で磔処刑した。
遺骸は多くの人の手でわけられ、日本で最初の殉教者の遺骸として世界各地に送られて崇敬を受けたのだそうです。
石碑右側の尖塔は司祭の住居とのことです。
変わった尖塔です。意味は判りません。
二十六聖人の名前は割愛します。(Wikipediaに記載があります。)
そしてこの石碑の後ろには資料館もあります。
これをきっかけに多くの信者は隠れキリシタンと言う事になります。
上の写真は中国製の陶器人形ですが、隠れ信者がマリア様の代用として崇めたものだそうです。
ここで天草・島原・長崎と回って気になっていた謎が一つ解けました。
見かける墓地の墓石がほとんど金文字なんです。
これは仏教徒であることを強調するためにあえて金の彩色を施したのが今も習わしとなっていると聞きました。
言われてみれば納得です。こんな下らんことを尋ねながら次へ廻ります。
この後は亀山社中とシーボルト鳴滝塾を尋ねました。
9.九州一人旅ー長崎⑤(浦上天主堂)-
9.九州一人旅ー長崎④(平和公園)-
8.九州一人旅-長崎③(グラバー園)-
7.九州一人旅-長崎②(眼鏡橋・大浦天主堂)-
6.九州一人旅-長崎①(夜景)-
5.九州一人旅-島原-
4.九州一人旅-天草-
3.九州一人旅-出水から天草へ-
2.九州一人旅-出水②-(鶴)
1.九州一人旅ー出水①ー