中断になっているモンゴルの旅続けます。
2日目の予定は苗基地での挿木作業です。
使う樹木は「サジー」という聞きなれない樹木です。
サジー(沙棘)とは砂漠地で、日照り、干ばつ、激しい温度差、砂嵐等厳しい自然環境で生息するグミ科の木。
サジーの葉・果肉・果皮・種にはビタミン、アミノ酸、ミネラルなどの高い栄養価が含まれています。
この果実は貴重な現金収入にもなるとのことで緑化に採用されているようです。
そのサジーの挿し苗です。
これを中国に建設中の日本企業の工場空き地
↓を借りて育成です。
事前に準備された挿木の場所
↓はこんな感じです。
突き出ている棒状のものはスプリンクラーです。
苗木は2000本ほど用意されています。
日本から参加した8名と現地で参加する現地の親子で挿木です。
午前の作業の後ホテルに戻り昼食です。
参加した子供たちです。
なかにはこんな可愛い子も!(笑)
午後残りの作業を片付け植樹作業は終了です。
丁度降り出した雨、植樹の木には恵みの雨になるでしょうか?
余談ですが建設中の工場拝見してきました。
現場建設が遅々として進まない様子、完全に中国(人)のペースです。
担当されている建設担当者の苦労がしのばれます。
ちょっぴり現役時代が蘇ってきたminoji、中国進出の成功を祈ろう。
ちなみに飯場のテント、作業者の宿舎です。
此処で3食炊事し起居しているのだそうです。
そして真冬氷点下30度にも下がる冬を越すというから驚きです。
仕事もはかどらないはずです。予定など作業者には関係ありません。
遅れればその方が長い間働けて収入が得られるぐらいの感覚ですから。
今日は説明用の写真ばかりです。明日からモンゴル草原に入ります。