早朝、御岳山中腹の宿舎、名古屋市民休暇村を出発です。
外気温氷点下14℃、上高地もほぼ同じ標高似たり寄ったりだろう。
薮原~奈川~沢渡~中の湯 上高地の入口釜トンネル到着8時30分です。
ここからは冬季、車は通行止め、徒歩でトンネルを抜けます。
スノーシュを担ぎヘッドランプをつけてトンネルに!
距離は1.3km 暗闇です。時折工事車両が轟音をあげて横を走ります。
以前は旧トンネルを歩きましたが漏水で路面が凍りつき氷上を足を取られないように難渋した記憶があります。
その点新しい釜トンネルは漏水も少なく比較的歩きやすいです。
20分ほどでトンネルを抜けました。
ここからしばらくは雪崩の多発地点、工事用に除雪された道を大正池に
両側は背丈を超える雪の壁です。
本日のリーダは若い山ガール、なかなかの美人で~す。
右手に焼岳が見えます。
頂上付近は風が強いようです。
雪を舞い上げ頂上の風下側はガスがかかったようです。
歩き始めて、小一時間 大正池到着です。
大正池から穂高方面です。残念ですが雪煙りのかなたのようです。
モノトーンの墨絵の世界?
岸辺は判りません。かなり氷結し雪をかぶっています。
迂闊に岸に近づくのは危険でしょう。
大正池のシンボルだった立ち枯れはほとんどなくなったようです。
そして土砂の流入で年々その姿を変えていくそうです。
背の低いのは立ち枯れの名残でしょうか?
わずかにあいた水面にはコガモが・・・・・。
ここで小休止、ここからスノーシューを装着して田代池に向かいます。
このあたりの積雪量は1.5mほどでしょうか?
小動物おそらくリスの足跡が奥に続きます。
青空に穂高が姿を見せないか、祈りつつ歩を進めます。
強風で吹き飛ばされた雪でしょう。絶えず降り注ぎます。
青空は望めません。 -続くー