昨日ちょっと珍しい花を見つけました。
「カワラサイコ」です。
愛知県では準絶滅危惧種に指定されています。
その名の通り木曽川の河原に群生しています。
少し時間は早すぎました。涼しい早朝にと思ったのですが咲いていません。
光を受けて咲きだすようです。日の出を待ちました。(笑)
すぐ傍らにやはり準絶滅危惧種の「スズサイコ」もみつかりました。
こちらは満開です。夜明け前に咲き日の出とともに花は閉じてしまいます。
日を受けて閉じる花と開く花、同じサイコ(柴胡)というのに花の開きは反対です。
最後に付録画像です。「カワラナデシコ」
ちょっとチャリでの早朝散歩での出会いでした。
旅も最終章です。
磨西鎮からは構内バスに乗り換え海螺溝 3号営地が滞在先です。
こちらの観光は、世界最低位置の氷河とミニヤコンカです。
いつものことながら夜明け前に目が覚めます。
天気がよければ日照金山が拝めるとのこと、表で夜明けを待ちました。
夜が明け始めます。でも残念ですね~。山は雲の中です。日照はありません。
朝食後4号営地に向かいます。幸い雨は降っていませんが雨具は必携の空模様。
ロープウェイ乗り場まで徒歩で30分ほど登ります。
高地に自身のない人はチベット版篭屋が待っています。
minojiはバテルと読んだのでしょうか?
チベット人の担ぎ手側を離れずついて登ります。
カメラ担いでケーブル乗り場まで登山道を登りましたョ。(笑)
ミニヤコンガといえば1982年の春、遭難した松田宏也氏(市川山岳会)が
19日目に奇跡の生還をした山です。
今歩いてきた道は満身創痍で助け出された道なのでしょうか。?
ロープウェイで4号営地(標高3500m)まで登ります。
登るにつれて空が明るくなります。ミニヤコンカの前衛峰が雲間より覗きました。
ロープウェイは氷河の上を登ります。
上から覗いた所ではザラ場にしか見えません。でもよく見るとクレパスが各所に見えます。
そして確かに下は氷です。流下するにつれ削り取った岩や小石を乗せて下るのですね。
目いっぱい望遠で覗きます。意外と凹凸が激しいです。数mの高低はあるようです。
20分ほどで4号営地到着です。降りたとたん目の前に雲の間から真っ白な山が聳えています。低い雲の上に出たのでしょうか?
「ミニヤコンカ」です。ラッキーです。♪♪♪♪・・・
ミニヤコンガと其処から続く氷河です。
時々不気味な音を立てて氷河が崩れ落ちています。
「ミニヤコンカ」(7556m)世界弟6位の高峰です。
幾多の遭難、今も難関の山、登頂成功事例は20例以下と少ないようです。
山が見えたのはほんのしばらくの間でした。この後又雲の中にその姿を隠しました。
下山後 2号営地まで下り冰川温泉で疲れを癒します。
源泉90度かけ流しです。湯槽は山の斜面に上から下に露天で10箇所ほど作られています。
温泉は上から下へと冷めながら下ります。当然下ほど湯温は低く上ほど暑くなります。
41~2度を探してどっぷりと旅のつかれを癒しました。
泉質は単純アルカリ泉とのこと、例のぬるぬるしたお湯です。
明日は成都に向けロングドライブです。
―つづく―
minojiの思い違いだろうか?
今年は姿が少ないと不思議に思っていたのが「オハグロトンボ」
8月の声とともにやっと増えてきました。
例年より遅いように思うのですが皆さんの所はどうでしょうか?
この蜂生意気なんです。
カメラ向けると獲物を放して威嚇に来ます。
色も目つきもおどろしい蜂です。でも人には害しないと聞いています。
この鼈甲色が名前の本でしょうか?「ベッコウバチ」です。
自分の体より大きい蜘蛛を捕まえました。
死んだ振りする蜘蛛ではありません。身動きできないように麻痺させられています。
このまま巣穴に持ち込みます。
しっかり麻酔が効いているのでしょう。蜘蛛はピクリとも動きません。
このまま巣穴に運び込みます。そしてこの蜘蛛の体内に卵を産み付けるそうです。
そして卵から幼虫に孵るまではこのままこの蜘蛛を生かしておくということです。
蜂の幼虫はこの蜘蛛を餌として成長するんですね。
ミニヤコンガに向け康定を離れます。
運転手の調べでは途中2箇所土砂崩れで通行止めの箇所があるとのこと。
バスでは他に道は無い。ともかくミニヤコンガ入り口磨西鎮に向かいます。
案の定小一時間走った所で引き返す車と出会います。
どうも開通まで時間がかかるらしいということです。どうするか思案のしどころです。
ともかく康定に戻ることに!現地旅行者のガイドはどうするか連絡取り合っています。
でた結論は康定でバスを放棄、昼食を済ませて乗用車3台で峠越えをするということに。
バスは通行不能らしい。ということで若者3人が運転する中国製4駆(見かけはランクル)に分乗。
どうも地元の金持ち息子の道楽。白タクのアルバイトのようです。
雪門峠(3970m)を越え磨西鎮に向かいます。ます。
このコースは思いがけない観光となりました。谷底の道より狭いですが安全快適です。(笑)
山ノ上から赤い谷?が続きます。
赤の正体はコケです。
乾燥すると岩から剥がれます。
おまけに峠にはお花畑です。「ダイオウ」が林立して花がさいています。
こんなゆりも一本だけ見かけました。毬のよう咲いています。
ここでも色々花が見られました。
他にも菖蒲や色とりどりの桜草も見られました。
そして峠を一気に下って、磨西鎮に予定通り到着です。
通行止めのお陰で、思わぬお花畑との出会いを楽しめた一日でした。
次回は「ミニヤコンガ」 ―つづく―
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