体の動く間にと多少の無理をしてみました。
厳寒の上高地を歩きます。
ということで、ジパングを使って一路木曽福島へ!
日本で一番暑い街「多治見」から乗車
車窓の美濃路は天気は上々、快晴です。
車窓に広がる山々にも雪は見えません。
空いた車内ですがじっと車窓を見るのはminojiぐらい
多くの人はうつむいて指の運動です。
電車に乗る時ぐらいは携帯やめられないのかな~。
最近は車中だけではない。うつむいて指の運動をしながら歩く人が多い
姿勢が悪いことこのうえなし、歩行も遅いし危険だ!
周りも見てない。携帯以外からの情報はすこぶる少ないはず。
人間本来の方向感覚や本能的能力が衰えていくような気がする。
ちょっと話は脱線だ!
ほどなく「中津川」に到着、ここで昼食、松本行きにのりかえだ!
中津川からは木曽川沿いに木曽路に入る。
車窓の景色は一変する。
木曽路は東に中央アルプス連山、西に御嶽山を主峰とする周辺の山々
その谷間を木曽路は松本に伸びている。
車窓は雪景色に変わりました。
乗客は少ないが若者が多い。そして携帯ならぬ参考書を開いている。
どうも受験に向かう受験生のようだ!
この光景だけは昔と変わらない。
真剣なまなざし、健闘を祈ろう!
そしてこのあたりからは水力発電所が多くある。
そのひとつ大桑水力発電所(関西電力)です。
運用開始は大正10年とのこと今も現役です。
原発依存を少なくする上で水力を見直してもいい様に思う。
進歩した今の技術であれば設備更新で発電量が増やせないのだろうか?
などと考えながらぼんやりと車窓を眺める美濃路です。
国道19号線とJRは並行してます。
狭い谷間を縫うように走ります。JRも中央西線単線区間です。
国道のほうはよく使う道、年に何度か走ります。
ただ大きな事故が発生すると通行が遮断される可能性があります。
そして「う回路」がない国道です。
半日ぐらいは待たされることが往々にして発生します。
数年前には交通事故とその取材ヘリの墜落という二重事故で
長らく待たされた記憶があります。
そして沿線の名勝寝覚ノ床。(線路際の障害物で見苦しいですがご容赦を)
ここは浦島太郎が竜宮城から帰ってきた余生の伝説が残っています。
ここを過ぎると、木曾の義仲旗揚げの地、「木曽福島」に到着です。
本日の工程はここまで、迎えの車で御嶽山の中腹、名古屋市民休暇村へ。
長さ4~5mの大つららが下がります。
明日は早朝にここを発って、上高地に入ります。